2008.5.30~31 第48回 エクセン会 工場見学日立建機株式会社 土浦工場殿

毎年恒例になっていますエクセン会の工場見学と第48回総会が28社36名の参加を得て5月30日に開催されました。

本年度の工場見学会は、当社ダム用バイバックのベースマシン仕入れ先さまである日立建機土浦工場殿のご協力を頂き「作っても作っても受注に追いつかない」という、我々国内主体の小物建機メーカーから見るとうらやましくて仕方のない生産現場を見ることができました。

第48回 エクセン会 工場見学

日立建機 土浦工場

49万㎡の敷地内で、超大型から中型油圧ショベルまでを生産。他に世界中の日立建機工場へポンプ、モーターなどの油圧機器を送り出す油機工場、試験場、部品センター、さらには基礎研究、応用研究を行なう技術開発センターまでを擁するマザー工場です。近くには減速機、旋回輪などのキーコンポーネントを生産する霞ヶ浦工場、鹿島灘に沿って北上すると2007年9月に操業開始した常陸那珂工場、2008年5月完成の常陸那珂臨港工場もあります。
現在、同工場内では3500名が働き、生産工場はA、B、CからWまで細かく分かれています。

まずはコンベンションセンターにて、ビデオで全体像の把握。日立グループの一員として、インターネットを活用した世界中とのビデオ会議、世界の中での最適地生産、製造、調達、サービス、販売、資源リサイクル、さらにはGPS機能が付き、機械の稼動状況、メンテナンス、予防保全が行なえるEサービスなど多岐に渡る様々な活動の概要を理解しました。模型が展示されていましたが地雷除去機もありました。カンボジアなど世界6カ国で53台もの除去機が活躍しているそうです。

4台の電動カートに分乗して、工場見学が始まりました。
製缶工場ではブーム、アーム、足回りなどの部品作りを行なっていました。1000tプレス×2台、1500tプレス×1台が稼動し50mm鉄板をいとも簡単に曲げてゆきます。製缶と言えば、溶接作業がメインです。わたくし自身も溶接作業をしていたので、大変興味があります。しかし、ここでは人ではなくロボット溶接機が80台もあり、溶接工程の70%をカバーしています。両面同時溶接機もあり、生産技術力の高さが伺えました。なお、残り30%は超大型ショベルで人が溶接をしていました。溶接後には全てX線検査をするそうですが、流石に綺麗なビードに仕上がっていました。
一番の目玉は中型組立ラインです。初めは足回りと上回りが並走して流れてゆきますが、途中で合流して1台のショベルに組みあがっていきます。このラインは130mの長さに23タクトがあり、11分/1タクト間隔でベルトコンベアがゆっくりと進んでいきます。11分で1台のショベルが完成するのです。1日に80台、1ヶ月だと1600台です。それでも生産が追いついていないほど受注が入っているとの事でした。
同じメーカーとして大小の差はあるものの、物作りの大変さ、面白さ、工場の方々の一丸となった体制、仕組み作りを勉強させて頂き、大変良い刺激になりました。
また弊社バイバックの拡販を胸に誓う工場見学となりました。

見学後、土浦のホテル芝田に移動してエクセン会の総会・懇親会を開催。28社36名のご参加いただき、近況報告を含め2007年度の業績および2008年度事業方針の説明をおこない、懇親会も滞り無く終了いたしました。

エクセン会ゴルフコンペ

翌朝は美浦ゴルフ倶楽部にて5組(20名)で憎の雨、風さらに寒さも加わるコンディションでの開催になりました。結果は、スコアはともかく優勝がデジタル印刷のタナベの田辺社長、準優勝は(株)ユニテックの遠藤社長、三位は三好鉄工(株)の三好社長でした。社長賞は全員に獲得の可能性を持たせたロシアンルーレットとポーカーを組み合わせたゲームで(株)石田製作所の石田社長が獲得されました。

今回、ご参加頂いた会員の皆様、また、ご都合によりご参加頂けなかった会員の皆様、今後ともご支援ご協力をよろしくお願い致します。

海外部 T.H 記

| 2008年06月10日 |